※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。
オリンパスのE-420が、2008年4月17日に発売となりました。中村のキタムラにはオリンパスはあまり置いてなかったので、どうかな・・と思いながら寄ってみればありました。
以前E-410が出たときには、あちこち店頭で展示していたので触ることができましたが、E-410は右手指の掛かりが少なく、持ちにくいという印象がありました。また、売りのライブビューも、ミラーがぱったんぱったんしてお世辞にもスマートとはいいがたいものでした。さて、E-420はどうでしょうか?
店頭でのE-420操作インプレ
- とにかく軽い!そして小さい。右手指の掛かりも少し大きくなった。
- おなじみスーパーコンパネ・液晶画面は大きくて見やすい。
- 起動は1秒かからない。スリープからの復帰も速い。
- ライブビューはコントラストAFでミラーダウンなしに焦点があうのに感動
- ファインダーもクリアで見やすくなったような気がする。
- レリース音は「キャシーン」というE-4、5シリーズに共通の音。
お値段もお手頃だしいいかもしれない。でも、もしかしたらE-520がそのうち出そうだから、どうしよう。レンズを充実させた方がいいのか・・。いったん店を出て考えること数時間、銀行でお金をひいて、閉店前に再度お店にまっしぐら。
在庫がちょうどひとつあったので、即購入しました。
本日のお会計
本体 オリンパスE-420レンズキット
レンズ ズイコーデジタル14-42ED F3.5-5.6
E-420には、小柄な「梅ズーム」が似合います。
E-500との比較
真上から
厚み、レンズ込みのサイズ共
こんなに違います。
E-500はおのずと稼働率が低くなりそうですから、「ドナドナ」することになりそうです。
L型スタイルを捨て、オーソドックスなスタイルへ
OMを彷彿させます
背面右
電源は操作しやすい位置にあります
背面左
ボタンが少ないので、測光モードの変更などは液晶画面で行う必要があります
背面と液晶画面
大きな2.7インチ画面
ライブビューボタンがあります
(マグニファイヤーME-1をつけています)
スーパーコンパネを表示させたところ
設定表示画面は1種類になりました
いいところ
- つるつるしていないので、多少高級感がある。
- ファインダーがくっきり見やすくなった感じ。ME-1をつけてもぼやけない。MFも比較的楽。
- きびきびした操作感。
- とにかく軽い。持ち歩きが楽です。
- E-500と比べると、高感度が使えるようになった。
- おなじく、AFも速くなったような気がする(迷わない)。
- ライブビューはけっこう使える。
おや?と思うところ
- ライブビューでコントラストAFなのに、合焦後にミラーが降りてあがってシャッターが切れるのは意味不明。EOS40Dのようにミラー動作せず切れるべきでは?
- ボタンが少ないので、AF切替や測光方法変更をコンパネで行う必要がある。
- 液晶表示される画像が暗め。ついプラス補正をしてしまいます。
- 電池の挿入方向を間違えやすい。また、抜くとき抜きづらい。切りかきがあればねぇ。
- 充電器のコード長が中途半端。どうせならコンセント直付けタイプにすれば?
- 11-22や14-54など、やや大きいレンズを付けると、かなり違和感あり。レンズにカメラがくっついている感じ。内蔵フラッシュはけられてしまう(仕方ないか)。
撮影サンプル
ZD14-42ED F3.5-5.6
ZD14-54 F2.8-3.5
E-4**シリーズは、オリンパス自体もOMを意識して作ったと言っています。サイズ的には「OM-D」といっても過言ではないでしょう。さて、本物のOMと比べてみると・・・。
OM-1(ズイコー50F1.4付き)との比較
E-400系はL型スタイルを捨て、オーソドックスなスタイルへ回帰。OMを彷彿させます。
厚みはさすがに中身の詰まったデジタルカメラと空隙の多いフィルムカメラとを比べるのは酷か?
OM薄いですね。幅は420が多少狭いか。
高さは極端には違わないけど、フラッシュ内蔵の420はどうしても大きくなります。
レンズはAF・MFの違いもあって差が大きい。
金属のOM、プラスチックの420。
重量はもちろんOMが重いです。
キャンペーンでもらえる本革ストラップが似合うのは、果たしてどちらなのでしょうか?
OMアダプターがあれば、もちろんOMレンズも使えます。
OMズイコー24F2.8
だと、換算48mm
ちょっとくすんだ感じ
屋外ならまた違った結果かも
ボディを追加したので、今度はレンズへ走ってしまいそうです。そう、例の薄いやつが呼んでいる・・。
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