キヤノン EOS7

04カメラ

※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。

 04年9月は、台風災害のせいで残業続きの毎日でしたが、気分転換にひさびさにリバーサルで写真を撮ってみようかな・・と思い立ち、中村市のキタムラまで行きました。
 運動会用に800と400の36枚撮りネガフィルムを1本ずつと、いつものトレビ100お買い得6本パックを手にした後、展示してあるカメラを何気なく見ていたら、「EOS7 特価 \49,800」とあるではないですか。7は7sというのにモデルチェンジしていたので、きっと在庫一掃セールに違いない。ここで逃すと次はない・・・。
 新品の中級一眼レフを破格(?)で購入しました。

フィルムの会計をすませた後に、店員さんに言って展示品をみせてもらう。
やっぱりkissliteとはちがうなあ。ぺこぺこした感じはない(なんといってもEOSの中級機ですから)。で、店員さんに、いろいろ聞いてみました。
わたし「EOS7sとはどこがどう違うんですか?」
店員「少しお待ちください・・・。エンブレムと液晶パネルとモードダイヤルのレリーフぐらいですかね」
わたし「ほとんど変更はないですね。」
店員「あと、ストロボの調光方式がE-TTL2になっています。」
わたし「ストロボは滅多に使いませんから影響ないですね(古いEZ300しかもっていないし・・)。」
店員「そうですね。」
ここで値段の交渉に入る。
「この値札より安くはなりませんか?」
「今日は新聞折り込みチラシにもありますように特売日ですのでこれが精一杯です。」
仕方がない。
「ちなみに7sはいくらぐらいします?」
「少しお待ちください・・このくらいです。」(約86,000円)
機能的には7sとほとんど代わらないのが49,800円で手に入る・・。
「ついでにこのマクロレンズも付けてください!!」(EF100マクロF2.8)
店を出るときには、当初予定の20倍ぐらいの買い物になっていました。

本日のお買い物
本体 キヤノンEOS7
レンズ EF100F2.8マクロUSM
フィルム ヴィーナス、トレビ
久しぶりに「黒い」EOSを手にすることができました。


EOS7の簡単なインプレです。

運動会モード(EF90-300レンズを装着)

上部左側
モードダイヤルはイメージゾーン付き

上部右側
視線入力スイッチが誇らしげ

ファインダーと背面
ファインダーは視度補正可能
おなじみサブダイヤルもあります
十字キーもあります

EF100マクロを付けたところ
フードを付ければ望遠レンズ並の大きさ

参考までに大きさ比べ

上 EF100マクロ
下 ズイコーデジタル50マクロ
(フォーサーズとの比較は反則か?)

参考までに大きさ比べ
左 kisslite
右 EOS7

特徴 :視線入力付き7点AF、4コマ/秒の連射可能、そこそこ丈夫そうなアルミボディ

いいと思うところ

  • ファインダーが見やすい(kissliteと比べて)。
  • 視度調整もできる。
  • AFが速い。スーパーインポーズ付き。
  • 動作音が静か。シャッター音も「タッ」という感じ。
  • 視線入力は、はまればすごく便利です。
  • プレビューボタンが付いている!(って、このクラスでは当たり前か)
  • 10年前のEF28-80レンズも問題なく使えます(これも当たり前か)

あれ?と思うところ

  • ところどころコストダウンの跡が見られる(メインダイヤル、モード切替ダイヤルなど)
  • アイピースカバーはEOS100のものの方がずいぶんしっかりしていた。使わないけどね。
  • 露出補正が1/2段でしかできない!
  • 視線入力は迷い始めたら迷走してしまう。慣れが必要(眼が痛くなりそう)。
  • 内蔵ストロボは、手で引き上げて使う必要あり。スイッチはないのか?(全自動では自動でポップアップ)
  • やや大型(大味)なボディ。ニコンのF80を見習いましょう
  • この手のカメラはすべて海外生産になってしまったのね(キヤノンに限った事ではないですけど)。

やっぱりkissliteは安物買いの銭失いになってしまいました。
今度はキヤノンのレンズ地獄にはまってしまわないように注意注意。

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