※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。
06年9月14日、中村の法務局に私用で出かけたついでにキタムラへ寄ってみました。新しいデジ一眼(ニコンD80、キヤノンkissDX、ペンタックスK100D)がそろっていて、キスデジXはショーケースの外に出ていたこともあり、いろいろさわっている内に衝動買い。
またやってしまった・・・。
以前同じキヤノンのEOS20Dを使っていました。カメラとしての出来は申し分ないものでしたが、ガシャガシャうるさいシャッター音と、撮像素子へのゴミ付着がイヤになり売却したのでした。ところが、ついにキヤノンも超音波振動によるアンチダストシステムを装備したkissDXを出したのです。小型・軽量、おまけに1000万画素、USM内蔵EFレンズも当然使える。ちょっと冷やかしに見ていたつもりが小気味よいレスポンスと甲高いシャッター音にやられてしまった。キムタクじゃないけど、「やっぱキヤノンいいわぁ!」てことで、家のローンが始まったばかりなのに、つい翌月一括払いカード決済。
20Dでは純正デジタル標準ズームを買わなかったので、今回は18-55レンズキットを買いました。
参考までにニコンD80も見せてもらいました。
- ニコンD80の感想
- オリンパスE-500やキヤノンkissDXと比べるとやや大きい。
- 起動は速い!ファインダーも見やすい。おまけにおまけに11点AFポイント。
- メインダイヤルとサブダイヤルがある。ただしニコンのダイヤルは私には使いにくい位置。
- シャッター音は今ひとつかな。D200並を期待してはいけません。
- レンズは定評ある18-70AF-S DX ED。
- キヤノンがゴミ取りつけたのに・・・。
さすがにファインダーは見やすいしきびきび動くけれど、今さらニコンへ乗り換える気にもならず、手持ちのEFレンズとCFカードが使えるキヤノンを迷わず選択。
展示品のkissDXには、タムロン18-200レンズとのセットで11万円程度の値段が付いていたけど、タムロンはズームの回転方向がEFレンズと逆なのです(オリンパスとキヤノンは時計方向でワイド、反対でテレ側。余談ですがレンズ脱着も時計方向で取り付けで同じです)。隣にシグマ18-200(こちらはEFレンズとズーム方向が同じ)を付けたニコンD50を置いていたので、店員さんに聞いてみました。
わたし「kissDXはシグマとのセットはないんですか?」
店員「残念ですが、タムロンとのセットしかありません。」
わたし「どうして?。」
店員「・・・セットですから。どうしてもというのでしたら、別々で購入ならできますけど?セットのお値段にはなりませんが。」
わたし「そんならいいです。」
望遠レンズは中古で買った安物だけど純正EF55-200があるし、運動会ならUSMの純正レンズの方がAFも速いし、やめた!
わたし「標準ズームレンズ付き(18-55)でいいです。」
ちょっとだけ値引きしてもらって、キタムラネット価格より安く買えました。
本日のお買い物
本体 キヤノンEOSkissDX(18-55レンズキット)
再びEOSデジタルを入手!
EOSkissDXの簡単なインプレです。
上部右側
モードダイヤルはイメージゾーン付き
電源スイッチは上にある
ONの上にある白丸は電源インジケーター
(ゴミ取りランプではありません)
ファインダーと背面
モニターにはカバーがつけられない
ファインダーは視度補正可能
親指滑り止めがつきました
電子サブダイヤルなし(残念)
露出補正ボタンは背面
内蔵スピードライト
暗いところではAF補助光になる
小型軽量デジ一眼比較
(背面上から)
左 オリンパスE-500
右 キヤノンkissDX
ボディの大きさはほとんど同じ
グリップ形状が異なる
小型軽量デジ一眼比較
(正面上から)
右 オリンパスE-500
左 キヤノンkissDX
標準ズームレンズの大きさの差がわかるかな?
小型軽量デジ一眼比較
(正面から)
左 オリンパスE-500+35F3.5
右 キヤノンkissDX+50F1.8
なんと、E-500用のマグニファイヤーME-1が何の加工もせずに付けられます。
当然倍率は大きくなりけっこう見やすくなります。
同じキヤノンのEOS7との比較
KissDXの大きさは、昔持っていたkissLite並か?
特徴 :9点AF、小型軽量、3コマ/秒の連射、1000万画素、ゴミ取りつき
いいと思うところ
- 電源オンで即撮影可能。スリープからの復帰も一瞬です。
- 効果のほどはまだ不明ですが、やっと付いた超音波ゴミ取り装置。オリンパス大丈夫か?
- 20D並にAFが速い(おまけに9点)。AIサーボ+USMで動体撮影も可能。もちろんスーパーインポーズ付き。
- 1000万画素は伊達じゃない。但しファイルサイズもでかい!
- シャキーンと高いシャッター音。撮る気にさせます。
- なんとEOS7用に買ったリモートケーブルRS60-E3が使える。ちょっとびっくり。
- jpgファインで60連射が可能(ミドルで93発)。高速レスポンス。画像再生も速い。メニューもわかりやすい。
- 高感度に強い。ISO1600に設定しても極端な画像の破綻はない。
あれ?と思うところ
- メインダイヤルがか・た・い。使い込めばスムーズになるか?
- アイピースカバーはあいかわらずゴム。使わないけどね。
- 電池の持ちが悪いらしい。でも500枚以上は撮れますよ。
- E-500よりは見やすいけれど、小さいファインダー。視度調整をしてもいまいち見づらい。
- 背面液晶カバーのつけられない構造はなぜ?
- やっぱり背面電子ダイヤルは欲しいなぁ、キヤノンさん(親指がつい動く・・)。
- また来年には大幅なモデルチェンジがあるんだろうなぁ・・。
さすがキヤノンです。ボディの質感とか、ファインダーとか贅沢いわなければkissDXで充分です。おまけにゴミ取りもついたし、あとはファインダーとボディの質が20D並になれば(・・上位機が売れなくなるか)。
レンズ交換に心配が少なくなったから、再びキヤノンのレンズ沼突入ですか?もちろんキヤノンのLレンズは高いので、安い単焦点かタムロン/シグマか、あるいは中古か(・・・お金がいくらあっても足りません(^_^;))。
撮影画像サンプル
EF100USMマクロ
ISO100
EF100USMマクロ
ISO100
EF50F1.8
ISO100
EOSkissDXは、EOS40Dへの買い換えのために下取りとなりました。小型軽量もよかったけど、サブダイヤルとファインダー、シャッターの切れの良さ、そして質感と値段に負けました。
一緒に持って行ったシグマ用フォーサーズレンズ(18-125,55-200)、EF55-200とあわせると、50,000円の下取り価格になり、わずが698で40Dが入手できました。ありがとうございました。
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