キヤノン EOS kissLite

04カメラ

※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。

E-1を購入してからというもの、撮影するほとんどの写真はE-1によるデジタル写真になってしまいましたが、たまにフィルムを使いたい時があります(リバーサルフィルムで撮った空の色はきれいだなあ・・)。それに女房もデジタルは使い慣れていないので、フィルムカメラは必要な道具なのです。しかし、ついにEOS100Pにも寿命が来ました。10月の運動会頃から画面の半分が暗い写真ができるようになり、リバーサルですと全く映っていないものや上半分が真っ暗なポジが36枚中4~5枚発生するようになりました。
おそらく原因はシャッター幕の「ネバネバ」だろうと思い、アルコールで「慎重に」ふきましたが、改善されずついに買い換えを決意。
ついでに使用頻度ががた落ちとなったOLYMPUS E-10も下取りに出すことにしました。さらばEOS100P&E-10。

例によってカメラのキタムラ(今度は中村店)へ。kiss5、そしてkissⅢLとならんで展示してありました。
先にケースからkiss5とkissLiteを出して見せてもらう。うーん、さすがにチープだ・・。上の段に展示してあるEOS7やEOS3がとても立派に見える。しかしもはや高価なフィルムカメラを買う気はないので、値段を聞いてもっとも安いkissLiteのボディのみ購入。
で、肝心の持参したカメラの下取り価格はいくらかというと、
OLYMPUS E-10 20,000 店員さん曰く、「デジタルは値落ちが激しいので・・」
CANON EOS100P 査定不可 店員さん曰く、「スクリーンとかにカビがあるし・・・」
なんだかとっても損した気分。1年前に購入した「E-10 98,000円(定価198,000円)」はもう20,000円にしかならないのか。EOSに至っては「処分しますか?」だとさ(まあ、キヤノンのAF一眼は高級機以外はシャッター幕不調が付き物らしいのでやむを得ないかとも思う)。高額査定でおつりが来てあわよくば三脚まで新調できるかな・・という期待は厳しい現実の前にもろくも崩れ去っていきました。

本日のお買い物
本体 キヤノンEOSkissLite
下取り OLYMPUS E-10

しかし、箱と梱包も超超シンプル。AF一眼というよりも「AFコンパクトカメラの親分」みたいな感じです。


EOSkissLiteの簡単な紹介

誇らしげなEOSの文字
うーん、これでもEOS・・・

内蔵フラッシュは高く跳ね上がる

安物の象徴、プラマウント

背面液晶パネル
バックライトなし

レリースリモコンが標準添付

ストラップはごらんのとおり
いちおうEOSのロゴがあります

さわってみての感想

  • 軽い。小さい。
  • でもプラスチックだらけですぐ壊れそう。
  • プレワインドでフィルムを全部送るのは裏蓋がすぐに開きそうだからか?
  • サブダイヤルがないのはちょっと使いにくい(って、そういう操作をするカメラではない?)。
  • 測光モードが任意に指定できない(・・そういう操作をするカメラではない?)。
  • 同じく、露出補正がしにくい(・・そういう操作をするカメラではない?)。
  • ファインダーの視度補正ができない(・・そういうカメラではない)。
  • メインスイッチ兼モードダイヤルにはロックぐらいあってもいいかなと思う。
  • 7点AF&背面パネルとファインダー下部にフレーム表示もある。さすがはキヤノン。
  • AFはさすがに速い。ただし合焦音がないのはさみしいねぇ。

あまり出番のなさそうなカメラです。安物買いの銭失いか?
たまにリバーサルで「まったりと」撮ってみようかと考えています。それよりなによりすぐに壊れそうで心配だー。
(今度は中古の高級MF機に手が伸びてしまいそうな予感が・・・。)


EOSkissLiteは、EOS7購入後に売却(キタムラ中村店)しました。使用期間1年足らずですが、リバーサルとネガで約20本(約650枚)の撮影を行いました。箱・説明書・リモコンすべてそろっていましたが、多少底などにキズがついてしまったため、買い取り価格4,000円でした。
 「キズがなかったら5,000円でとれますがねー」ですと。飾りじゃないんだから使うとキズぐらいつきますよ・・。
 さらばKisslite。

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