スズキランディの概要
スズキのランディというと、日産からのセレナOEM車両ミニバンを想像すると思いますが、実はファミリーバイクにランディというのがありました。そのお話です。
今から時代を遡ること数十年前の昭和61年に原付免許を取って、初めて乗ったのは自宅にあったヤマハメイト。しかしメイトはブレーキも利かず電装も壊れ、すでに現役で走れるような代物ではなく、新しいバイクがやって来ました。その名はスズキランディー!お買い物バイク。近所のバイク屋でみた中古車で「こんなのには乗りたくないなー」と思っていたのが、おや軽トラでどこかへ運ばれていく。どこだろう?え、うち?あらら。お世話になりますー。
車両形式 | FM50 |
車体寸法 | 1620×945×665 WB1100 |
車両重量 | 72kg |
エンジン | 空冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブ 49cc 3.5ps/0.45kgm |
夏休みのアルバイトの足、自動車学校に通う駅までの足、そして究極は夏休み学校の卒業研究。南国市の友人の下宿から学校まで通ったのですが、真夏に自宅から南国市までこれで行きました。時速30kmから50km、回しすぎるとオーバーヒートでエンスト。いやがるエンジンをだましだまし5時間もかけて無事到着。トンネルがとても怖かった。
教訓、お買い物バイクで遠乗りはやめましょう。
いいところ
- かごがある。
- 荷台もある。
- エンジン左側のダイヤルでギアのhi/low切り替えができる。
- スクーターより安定したライディングポジション。
- 滅多に見かけなかったレアな存在。
悪いところ
- どうしようもなく非力。仕方ないか。
- ハンドルが軽すぎてぶれる。
- ライトのHIビームが変。ただ光軸がずれていただけか?
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