都市と自然について
Interlakenの開発について
市内の開発は、市民のために残す場所は残す。(川沿い、広場)
開発する場所、市民のために残す場所、憩いの場所
観光地としての顔、生活の場の棲み分け
Greifenseeの保護
1940年頃、スイス国内の湖は農薬と家庭排水により死滅状態だった。約30~50年かけて現在の状態まで復活。家庭排水は下水道により処理(普及率98%)
これからは、農業・家畜の排水対策、道路からの排水に対する面的、連続的処理対策。
湖の周囲での自然保護地区
人工的な自然保護地区
バッファーゾーン(緩衝帯)の設置
Landschaft(段階的な無肥料無農薬地帯の設置)
森林保護地区の設置
湖岸への進入禁止区域(周囲18km中2kmが立ち入り可能)
プール、トレイル等のレクリエーション地区
1本の木を守る、情景を守る運動
自然と生物を守るビオトープ
ふるさとの風景を守るサイコトープ
地質を守るジオトープ
※街の中に至る所にビオトープ(生物が生息可能な環境)が作られている。
有機的地域組織化
広域的につながりを持った地域を作る。その一例として高知県における木の香る道づくり。
上意下達の全国一律金太郎飴のような地域興しでなく、その「地方」のアイデンティティー、地域の特性、他との違いを明確にする必要がある。地方のコンセプトを明確化する。
個人においても、仕事以外の活動など人格に多面性を持たせる。
良いところは守る、まねる。
「過疎地の振興」ではなく、経済圏として農業・林業・建設業の連携をする。
農閑期に土木の仕事を発注。建設資材として木材を利用。木造施設だから永続的な維持管理補修が必要である。
デカップリング(農家の所得保障)
都市生活者の「ふるさと」としての農村を守る。農村の景観を維持する。
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