はまっていたもの

01コンピューター

※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。

2001.5.7

はまっていたもの

 最近パソコン関係ではまっていたものといえば、「資格」の取得でした。思えば97年に初級シスアドを受けて、通ったのをいいことに調子にのってあれこれ試してみました。もちろんすべてがすべてうまくいくはずはないですね。

パーソナルコンピューター利用技術認定試験 3級・4級

 社団法人パーソナルコンピューターユーザー利用技術協会が実施する試験。

 2000年7月9日に行われたものを受験。4級と3級を同時に受験できるが、4級に不合格だと3級も自動的に不合格となります。

 試験は4級が10:00~12:00、3級が13:00~15:00まで行われました。当日は天気もよく、試験開始時刻も比較的遅かったため当日バイクで会場までかっとんで行くことに。9:00前には着いたので、高知駅のパン屋で朝食を取りながら試験問題のおさらい。4級のレベルは本当に「操作手順」についてのものが多いため、さほど難易度は高くないと思ったが、なんと「キーボード配列」を記入する問題が出るということなので、これだけは落とせないと暗記することに。3級は、表計算、データベース、プログラム言語の問題が出されるらしい。XMLやネットワーク関連の問題もあり、とのこと。

 時間が迫ってきたので、会場の「高知情報ビジネス専門学校」へ行くと、10~20代と思われる人しかいない。おまけにそこの学生らしい。完全に「みにくいアヒルの子」状態。気をとりなおして時間までお勉強。

10:00に4級の試験開始。早速忘れないうちにキーボード配列記入の問題を探す。あった。こんなもん出すなよ・・と思いながら語呂合わせで覚えた配列を記入。やっていて良かった。問題自体は難しいものではないので、「ひっかけ」に注意しながら解いていく。時間前に終了。近くの喫茶で昼食。

13:00から3級の試験開始。3級はアルゴリズムや汎用言語(c++やPascal)も出ているし、やや難しそう。幸い言語は選択なので、使い慣れた表計算マクロの問題を選ぼうか・・と思ったら、123R23J風マクロかEXCELのVBA風マクロかのいずれかを選択ときているではないか!参った。途方に暮れるわけにもいかず、とりあえず最近使用頻度の多いVBAタイプを選択。親切なことに、解答する欄の文字数を指定してもらっているので、さほど苦労はなかった。さて、残りの問題はc++もpascalも知らんし、困った・・、と仕方なしにSQLを選択。これが解答する欄の文字数を指定してもらっているおかげで、何とかクリア。あーよかった。時間前に無事終了。もちろん問題の持ち帰りも可能。

 結果は、4級・3級共に合格でした。めでたしめでたし。でも合格証書がしょぼい(NTTの請求書よりマシ?)。いいのが欲しい人は「買え」だって。

CAD利用技術者試験 2級

 社団法人日本パーソナルコンピューターソフトウェア協会が実施する試験。

 2000年11月19日に行われたものを受験。いきなり1級も受験できるが、受験料が高いのと、ノートパソコン持込で実技試験があるためとりあえず2級から。

 試験は2級が午前中行われます。試験開始時刻は遅かったため当日車で会場までかっとんで行くことに。10:00前には着いたので、車中で試験問題のおさらい。この試験は、「CAD」というより、「図形」と「製図」に関する知識が問われるので、事前に学生時代に使っていた製図の教科書もチェック。線の名称、用途、投影法の名称、JISでの作図上のルールなどをおさらい。もちろん「CAD」で効率的に作図するための「コマンド」や作図手順についての問題もあります。時間が迫ってきたので、会場の「ポリテクカレッジ高知」の教室内へ入ると、女性が多い。やはりCADオペレーターは女性が多いのか・・。若い人もいるけど、年配の方もいる。今回は浮いていないのでほっとする。

11:00に2級の試験開始。問題がシルバーのポリ袋に詰められて配られる。「持ち帰り厳禁」とある。問題はコマンドのこと、操作のこと、数学の幾何(?)のようなもの、3面図が成立するように図形を指定するものなどいろいろあり。うーん、けっこう問題は多いし、時間は60分しかないし・・・。でも落ち着いてやれば解ける問題ばかりなので、慌てずあせらずクリア(したつもり)。時間もけっこうあまったかも。

 結果は、合格でした。めでたしめでたし。でもこれまた合格証書がしょぼい(NTTの請求書なみ)。これも欲しい人は「買え」だって。

第2種情報処理技術者試験

 通産省(現経済産業省)認定の国家資格試験。

 実は99年秋試験も受けたが、全く勉強せずに行って受験したため見事撃沈。リベンジを果たすべく今回は多少事前学習をやって2000年秋試験にチャレンジ。秋試験はいつも「四万十川100kmマラソン」と重なるんだなー。

 2001年(平成13年)から大幅に試験制度の内容が変わるらしく、「第2種」で受験できるのはこれが最後のようです(今後は基本情報処理技術者というらしい。くわしくは
http://www.jitec.jipdec.or.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html#gen01
をごらんください)。やはり情報処理技術者の登竜門というべき内容で、試験も午前午後にわたり問題数も多いし、ビットバイト、2進数16進数といった基礎的な内容からインターネット関連の新しいものまで多岐に富んでおり、本当に勉強しようとするとかなりの時間数が必要と思われます。時間はあるけどやる気のない私は、約1ヶ月前から1日1時間をめどに参考書や問題集をこなすつもりだったけど、夜はビールがうまいし・・で、朝6時ごろから起きて1時間学習をしました(でもけっこう眠いし、時間には追われるしあまり頭には入らなかった)。特に午後問題の「言語」の選択には迷いました。基礎的なことを理解するにはアセンブラがいい、いや、今はc主流だからcがいい、いや、多少はかじったことがあるFortranがいい、しつこく生き延びているCOBOLも捨てたもんじゃない・・。

 結局cを選び、文法からはじめようとしたけど、プログラムを書かずに学習するのはなかなか難しいもので、最終的にはアルゴリズム主体に絞り、不明な演算子や構文が出てきたら文法を見るというようなやり方にしました。

 そして試験日。バイクですっ飛ばして前日は高知市泊。前夜のビールもこらえて朝も大概に起きてお勉強。時間が迫ってきたので、会場の「高知学園」へ。おや、前回「情報ビジネス専門学校」で見かけた顔ぶれがけっこういた。先生もいた。相変わらず高 校生や専門学校生が多い。たまに社会人風の人も見かける。それどころでない、早く予習をせねばと教室に駆け込み、150分80問の午前問題に備える。そして9:30に試験開始。いきなり「BCDコード」でつまづき、ぱらぱらめくるうちに「うーん頭痛が」「とりあえずできるものから」・・・80問なんとか解いて時間前に脱出。旭駅でパンを買い、再び教室へ戻り午後問題の予習。

 13:00からは午後問題。問題が79ページもあるやないか!!長い、読みづらい。もっと流れ図をよむ勉強しといたらよかった、cのプログラムを実際に書いてみればよかった・・・なんて後悔ばかり。なんとかこじつけで解いた(つもり)。疲れた。

 結果は、またまた撃沈(不合格)。もっとまじめに勉強せんとダメということ。ちなみに第2種12年度秋試験の高知県での結果は、受験者数270名・合格者21名(JITEC情報処理技術者試験センター資料)だそうです。

 これにめげずにまた何かがんばりましょう。でも、もう取れそうな資格が残っていない・・・。


  • 情報処理技術者試験は、制度が大幅に変わりました。
  • 他の資格についても、消滅したものや名称・制度が変わったものが多いです。
  • 情報関係は普段から接していないと、なかなか難しいです。
  • おじさんは、もうついて行けそうにありません(-_-;)。

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