建設部門:施工計画、施工設備及び積算
2-1-1
土留め壁を設置する開削工事において、掘削底面の安定に影響を与える現象名を3つ挙げ、そのうちの2つについて、現象の概要と対策をそれぞれ述べよ。(1枚以内)
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2-1-2
建設工事における共同企業体(JV,ジョイントベンチャー)は、工事の規模や性格、結成目的などによって形態が分かれ、さらに甲型と乙型に区分される。共同企業体の形態について2つ挙げ、それぞれの名称(略称可)と概要を示せ。また、甲型と乙型について、それぞれ説明せよ。(1枚以内)
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2-1-3
建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)に関して、その目的と導入のメリットを記述した上で、具体的に実施すべき事項について4つ述べよ。(1枚以内)
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2-1-4
コンクリートに要求される基本的品質を4つ挙げ、そのうちの2つについて、基本的品質を確保するために留意すべき事項を解説せよ。(1枚以内)
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2-2-1
中心市街地で軟弱地盤地帯に計画された高架橋下部工事において、橋脚(鋼矢板による山留め、掘削深さ5m)、基礎杭(杭径1,000mm、杭長30m、オールケーシング工法)の施工に当たり、以下の問いに答えよ。
(1) 工事着手に当たり、施工計画作成に必要な事前調査項目とその概要を述べよ。
(2) 基礎杭の施工時に生じやすい杭の品質・出来形に影響するトラブルを2つ挙げ、原因と防止対策について述べよ。(2枚以内)
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2-2-2
寒冷地の海岸部にある建設後50年を経た幹線道路の鉄筋コンクリートT桁橋において、複数の原因によるコンクリート部材の損傷が確認され、補修・補強が必要と判断された。
(1) これらの条件から想定される損傷状況を挙げ、その原因と損傷に至るまでの過程を説明せよ。
(2) (1)で想定した損傷に対する補修・補強工法を2つ想定し、選定理由と施工上の留意点を述べよ。(2枚以内)
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3-1
最近、社会資本整備がもたらすストック効果が実感される一方で、国、地方自治体の厳しい財政制約の中、効率的、効果的に社会資本整備を進めるため、民間が有する能力を活用することがますます重要となってきている。このため、コスト縮減、品質確保、工程管理等に資する民間が有する能力を取り入れるべく、公共工事の入札において様々な契約方式が提案されてきている。これらを踏まえ、以下の問いに答えよ。
(1)社会資本整備に当たって、コスト縮減、品質確保、工程管理等に関して、民間が有する能力を効果的に発揮できる契約方式について2つ挙げ、それぞれについて概説し、その特徴と効果について述べよ。
(2)(1)で挙げた1つの契約方式に参加するとして、あなたが実施できる提案を挙げ、それによって期待できる成果を述べよ。
(3)(1)で挙げた1つの契約方法について、その契約方法が目的とする効果を発揮するための留意点について、あなたの考えを述べよ。(3枚以内)
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3-2
建設産業には、安全と成長を支える重要な役割が期待されているものの、今後10年間に労働力の大幅な減少が予想されており、建設現場の生産性向上は避けることのできない課題である。そのため、国土交通省においては、産官学が連携して、生産性が高く魅力的な新しい建設現場が創出されるよう、i-Constructionに取り組んでいるところである。
他方、政府においては、一億総活躍社会の実現に向けた産業・世代間等における横断的な課題等を解決するため、働き方改革にチャレンジしている。建設業は他産業と比べて厳しい労働環境にあり、小規模な企業の技能労働者を始めとして、働き方の改善が喫緊の課題となっている。これらを踏まえ、以下の問いに答えよ。
(1) 働き方改革を考える上で、建設業が抱える慢性的な課題を3つ挙げ、その背景も含め説明せよ。
(2)(1)で挙げた課題の解決に向け、あなたが有効と考えるi-Constructionの方策を1つ取り上げ、適用できる場面と具体的な利用方法、及びそれによって得られる改善効果を、事例を挙げながら説明せよ。(3枚以内)
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