屋内大橋
- 名称:屋内大橋
- 形式:鉄筋コンクリート単純床版橋、オープンケーソン基礎
- 橋長:241.3m 12径間
- 幅員:3.60m
- 架設年度:昭和30年(1950年)
口屋内地区の左岸と右岸をつなぐ沈下橋。緩やかなアーチを描く独特の形状が特徴的です。架設年度は意外に古く、橋の工事には地元の人々も就労していたとのことです。沈下橋の下流には「口屋内大橋(トラス橋)」が架けられており、主な交通はそちらに移っていますが、平成22年までは沈下橋に路線バスも走っていました。現在でも地域活動を支える主要な橋として活躍しています。夏には地元川漁師のアユ漁の拠点となるほか、キャンプ・カヌー客などで賑わいます。
平成22年(2010年)8月に、橋脚基礎の老朽化により桁と路面が沈下、1年後には落橋し通行できなくなりましたが、国の補助事業を活用して修復と補強を行い、令和3年(2021年)4月に、実に10年8ヶ月ぶりの通行再開となりました。
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