生成AIで技術士筆記試験解答評価-総監合格解答版

01コンピューター

総合技術監理部門 合格解答を評価してみた

技術士解答案の評価と、建設部門必須科目及び選択科目の解答生成をAIを使ってやってみましたが、思考がやや複雑になる「総合技術監理部門」は、果たして評価や解答生成ができるのか?

やってみなくては分からない。ということで、総監部門第一弾として、令和元年度に受験して合格した時の復元解答を評価してみました。果たして、AIの評価は如何に!?

使用したAIは次のとおりです。

  • ChatGPT
  • Gemini
  • Copilot
  • Grok

結論から言いますと「バラバラ」ですけど、各AIの「総合技術監理部門」についての学習頻度が異なるのか、どうなのか。使用したプロンプトも含めてご覧ください。

R1技術士総合技術監理部門 必須科目I-2

問題

I-2 次の問題について解答せよ。(指示された答案用紙の枚数にまとめること。)

ヒューマンエラーとは人為的過誤や失敗など,目標から逸脱した人の判断や行動を意味し,「ディペンダビリティ(総合信頼性)用語」を規定したJIS Z8115:2019では,「人間が実施する又は省略する行為と,意図される又は要求される行為との相違」と定義している。思い込み,勘違い,不注意,慣れ,などに起因して,ヒューマンエラーが発生する可能性は業種や職種を問わず存在する。日々の業務を実施する上で、ヒューマンエラーを完全に排除することは困難であるが,ヒューマンエラーへの対応を誤ると重大な問題,被害が発生する危険性がある。そのため、総合技術監理の技術者としても、様々な事業·プロジェクトの推進や組織運営を担う上で,ヒューマンエラーを極力防止する方策の検討は重要な観点である。そこで, ヒューマンエラー発生の原因と対策について考えていくこととする。

ここでは、あなたがこれまでに経験した、あるいはよく知っている事業又はプロジェクト(以下「事業·プロジェクト等」という。)を1つ取り上げ、その目的や創出している成果物等を踏まえ,ヒューマンエラーに関して総合技術監理の視点から以下の(1)~(2)の問いに答えよ。ここでいう総合技術監理の視点とは「業務全体を俯瞰し,経済性管理,安全管理,人的資源管理,情報管理,社会環境管理に関する総合的な分析,評価に基づいて,最適な企画,計画,実施,対応等を行う。」立場からの視点をいう。なお,書かれた論文を評価する際、考察における視点の広さ,記述の明確さと論理的なつながり,そして論文全体のまとまりを特に重視する。

(1)本論文においてあなたが取り上げる事業·プロジェクト等の内容と,それに関する過去に発生したヒューマンエラーの事例について、次の1)~4)に沿って示せ。(問い(1) については、答案用紙3枚以内にまとめよ。)
1)事業·プロジェクト等の名称及び概要を記せ。
2)この事業·プロジェクト等の目的を記せ。
3)この事業·プロジェクト等が創出している成果物(製品,構造物,サービス,技術,政策等)を記せ。
4)この事業·プロジェクト等を計画段階と実施段階の2つに分け、それぞれについて実際に発生したヒューマンエラーの事例を1つずつ挙げ、それぞれ以下の4つの項目を含む形で記せ。
・ヒューマンエラーの内容とそれによってもたらされた影響
・それが発生した原因
・そのとき取られた対応
・その後の再発防止対策(その後における同種のヒューマンエラーの防止のため,若しくはその発生による事業·プロジェクト等への影響を軽減させるために実施された方策。)

なお、計画段階と実施段階の考え方については、例えばシステムの設計と実装のようにそれぞれ異なる工程を取り上げても良いし、あるいは例えば設計工程における現地調査と設計作業のように、単一の工程内における計画段階と実施段階を取り上げても構わない。

(2)この事業·プロジェクト等において、さらに今後発生する可能性があると思われるヒューマンエラーについて以下の問いに答えよ。(問い(2)については、答案用紙を替えた上で、答案用紙2枚以内にまとめよ。)
(a)この事業·プロジェクト等(又は今後実施される同種の事業·プロジェクト等でも構わない。)において、さらに今後発生する可能性があり、かつ重大な影響をもたらすと思われるヒューマンエラーを1つ取り上げ、次の1)~2)に沿って示せ。
1)取り上げたヒューマンエラーの概略と事業·プロジェクト等への影響について記せ。
2)ヒューマンエラーの発生する原因として考えられることを記せ。
(b)(a)で記したヒューマンエラーに対して、今後新たな技術や方策の導入により,その防止や影響の軽減が期待できる状況について、次の1)~2)に沿って記せ。導入が期待される技術や方策は複数であっても構わない。
1)ヒューマンエラーの防止,若しくはその発生による事業·プロジェクト等への影響を軽減させることが期待できる新たな技術や方策を記せ。取り上げる技術や方策はより具体的なものであることが望ましい。
2)1)で記述した技術や方策について、例えば技術的,組織的,経済的等の観点から,実現するために乗り越えなければならない課題や障害,若しくは実現させることのデメリットを具体的に記せ。

私の合格解答

1. 過去に発生したヒューマンエラー事例について
1) 事業・プロジェクトの概要
名称:道路・河川災害復旧事業
主体:人口約3万人の市
期間:市が道路・河川を維持管理する期間
費用:1億円/年程度、変動あり
概要:市が管理する道路・河川において、異常気象により被災した道路施設や河川護岸等を、国庫負担申請等の予算措置により復旧する事業である。
2) 目的
市が管理する道路・河川を被災後速やかに復旧することで、利用者や周辺住民の安全を確保し、民生の安定を図るもの。
3) 成果
 災害により被災を受けた道路・河川施設の復旧工事により完成(復旧)した施設。
4) 実際に発生したヒューマンエラー事例
4-1)計画段階時
「査定決定」までを計画段階として、4項目について記述する。
ア) ヒューマンエラーの内容と影響
内容:河川災害復旧事業における被災原因の誤認。担当者はそれまでの経験に基づき、被災原因(メカニズム)を「側方浸食」であると思い込み対策工法を決定したが、実際は「法先洗掘」による被災であった。
影響:災害査定時に査定官から指摘を受け、被災原因の判断を誤っていたことに気がついたが、「法先洗掘」に対する対策工である根固工・護床工の申請を行っていなかった。そのため、再度災害防止のためこれらを行う必要が生じたが、申請外のため市単独費による施工とせざるを得なくなり、市の費用負担が増えることとなった。
イ) 原因
担当者の思い込みと経験不足
ウ) 対策
 担当者に教育を行い、被災メカニズムについて理解させるとともに、査定前の他申請箇所についても被災原因を誤っていないか確認を行った。
エ)再発防止策
a)OJTの実施:災害調査、測量時に被災箇所の地形や周辺条件により被災原因を正しく判断できるようOJTを実施した。
b)研修会への派遣:県等が主催する災害復旧事業研修会に参加させた。
c)過去の類似事例の教示:過去の類似被災事例を示し被災原因を教示した。
4-2)実施段階時
査定後から復旧工事完成までを実施段階時として記述する。
ア) ヒューマンエラーの内容と影響
内容:道路災害復旧工事において、災害査定で削除された区間を誤って工事区間に含めて工事発注を行い完成させた。
影響:災害査定で削除された区間は国庫負担金の対象とならないため、工事完成後に国庫負担金を返還する必要が生じた。
イ) 原因
災害査定担当者と工事担当者が別の職員であり、査定担当者は「分かっているだろう」と思い込み、工事担当者は不注意により気がつかなかった。
ウ) 対策
 該当工事は既に工事が完成していたため、今後発注予定である災害工事で同様な査定削除区間のあるものについては、複数の技術者により誤りがないか確認を行った。また工事実施設計書に査定設計書を添付し、照合が容易に行えるようにした。
エ) 再発防止策
 災害査定時の情報が正しく後工程へ引き継がれていないことも一因であり、次の再発防止策を講じた。
a)図面変更履歴の明確化:設計図を修正する際に、査定で削除された部分を消去せず、朱書きで残した。
b)確実な後工程への引継ぎ:別途文書により査定情報を後工程へ引継ぎすることとした。
c)工事発注前の複数技術者による確認:工事発注前に複数の技術者による内容の確認を行った。
2. 今後発生する可能性のあるヒューマンエラー
1) 今後発生する可能性があり、事業に重大な影響を及ぼすヒューマンエラー
ア) ヒューマンエラーの概略と事業への影響
概略:道路災害復旧工事においては、多様な復旧工法があるが、積算者が工事費積算時に積算単位数量を取り違える(m2あたり→10m2あたり等)ことで、正しい工事価格が算出されないエラーが発生する。
影響:積算した工事費と、正しい工事価格との間に乖離が発生し、入札時の不調・不落や入札中止の発生、工事契約後の受発注者間のトラブル発生、発注者の信用失墜が生じる。
イ) 発生原因
a) 担当者の「不注意」による入力ミス
b) 担当者が知っている類似工事と単位数量が同様であるという「思い込み」
c) 担当者が単位数量は他の工事と同様であるとして基準書等を確認しない「慣れ」
d) 担当者が自分は間違いを起こさないという「思い込み」
2) 新たな技術・方策
ア) 事業への影響を軽減させる技術や方策
a) 積算システムの入力エラー警報システム装備
 工事費積算に使用する積算システムに、ネットワーク上から同様の工種の工事費情報を検索照合できるDBシステムを装備し、類似工事での単位数量あたり工事との照合を行い、大きな差異がある場合には画面上にメッセージを表示させるシステムとする。
イ) 乗り越えなければならない課題および障害
a) 適正な規模と品質を持つDBの構築:類似工事の数が少ない、あるいは特殊な条件の場合は照合データとして信頼性に欠けるため、適正な規模と品質を持つDBの構築が必要である。
b) データの陳腐化対策:同じ工種でも施工技術や材質、規格の進歩により工事費が変わる場合があり、その対応が必要である。
c) 新たな費用の発生:積算システムの費用に加え、NWを介したDB照合システムが必要となるため新たな追加費用が発生する。
d) 新たなヒューマンエラーの誘発:積算者がICT機器による費用照合に依存してしまい、工事費についての「相場観」を喪失する。そのことが原因となり新たなヒューマンエラーを誘発するおそれがある。
e) システムで防止できないエラーの存在:システムでは単位数量あたりの費用照合・エラー発見は可能だが、「工事数量」入力の誤りは検出できない。このエラーは依然として残ることとなる。
以上

生成AIによる評価

使用したプロンプト

以下の「日本技術士会の問題文」に対し、「論文」を作成しました。
「日本技術士会の問題文」の題意及び、「日本技術士会の採点基準」に基づき、「論文」を採点して下さい
この論文が「日本技術士会の問題文」の題意にあった内容かもをおしえてください
採点においては、以下のどのランクなのかを示してください
A1:100~96点以上
A2:95~90点以上
B1:89~86点以上
B2:85~80点以上
C1:79~76点以上
C2:75~70点以上
D1:69~66点以上
D2:65~60点以上
E1:59~56点以上
E2:55~50点以上
F1:49~46点以上
F2:45~40点以上
G:39点未満

また採点時は以下に気を付けてください
・「論文」は3000文字以内で作成するルールであるため、3000文字以内に収まるように論文を作成しており
 必要な全ての事項を網羅的・具体的に記述していないこと。

「日本技術士会の問題文」
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(※上記問題文を使用したため記載略。実際のプロンプトでは全文を使用しています)
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「論文」
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(※上記解答を使用したため記載略。実際のプロンプトでは全文を使用しています)
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「日本技術士会の採点基準」
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[1] 安全管理
[2] 社会環境との調和
[3] 経済性(品質、コスト及び生産性)
[4] 情報管理
[5] 人的資源管理
具体的には、技術士としての実務経験のような高度かつ十分な実務経験を通じ、修得される照査能力等に加え、業務全体を俯瞰し、業務の効率性、安全確保、リスク低減、品質確保、外部環境への影響管理、組織管理等に関する総合的な分析、評価を行い、これに基づく最適な企画、計画、設計、実施、進捗管理、維持管理等を行う能力とともに、万一の事故等が発生した場合に拡大防止、迅速な処理に係る能力を確認する

評価項目についての説明は、次のサイトを参照のこと。
 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/1411203_00006.htm
 https://www.mext.go.jp/content/20250120-mxt_kiban02-000039826_01.pdf
なお、参照サイトに示されている「キーワード」使用の有無と、使用するキーワードの数については評価の対象とはしない。

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ChatGPTの評価

ありがとうございます。提出いただいた論文を「日本技術士会の問題文」と「採点基準」に基づいて評価しました。以下に詳細を示します。


① 題意との整合性

  • 問題文の要求事項
    • (1) 事業・プロジェクトの概要・目的・成果・過去のヒューマンエラー事例(計画段階・実施段階)について記述すること。
    • (2) 今後発生し得るヒューマンエラーを1つ挙げ、原因、対策(技術・方策、課題)を示すこと。
    • 総合技術監理の視点(安全管理、社会環境、経済性、情報管理、人的資源管理)からの記述が求められている。
  • 論文の内容
    • (1)
      • 道路・河川災害復旧事業を対象として概要・目的・成果を明確に記載。
      • 計画段階・実施段階でのエラーを具体的事例で提示し、原因・対応・再発防止策を整理。
    • (2)
      • 将来起こり得る積算エラーを設定し、影響・原因・対策(システム導入)・課題を記述。
    • 全体として題意を外していない

② 採点基準との対応

  1. 安全管理
    • 誤った原因認識や査定情報の誤伝達による影響と再発防止策を明示しており、一定の配慮あり。
    • ただし「重大事故や人命への直接的リスク」にまで踏み込んだ記述は弱め。
  2. 社会環境との調和
    • 災害復旧を通じた住民の安全確保に言及。
    • しかし「地域社会や環境への波及的影響」については限定的。
  3. 経済性(品質・コスト・生産性)
    • 査定外施工による費用増、国庫負担金返還、積算ミスによる契約トラブルなど、経済的損失に具体的に触れている。
    • 経済性の視点は十分反映。
  4. 情報管理
    • 査定情報の誤伝達や設計図の修正履歴管理など、情報の伝達・記録に関する再発防止策を明確に提示。
    • 情報管理の視点は充実している。
  5. 人的資源管理
    • OJT、研修、教育など職員育成の取り組みを明記。
    • 人材育成の観点も一定程度盛り込まれている。

③ 記述の明確さ・論理性

  • 明確さ:段落構成が整理され、「ア・イ・ウ・エ」方式で簡潔にまとめており分かりやすい。
  • 論理性:原因→影響→対策→再発防止の流れが一貫しており論理性は高い。
  • 弱点:総合技術監理の「5つの観点」を論理展開に明示的に位置づけていないため、読み手が「管理領域の観点がどこに含まれるか」をやや推測する必要がある。

④ 総合評価(点数とランク)

  • 題意はほぼ満たしており、採点基準の要素も多く含む。
  • 記述は明確で論理的。
  • ただし「安全管理・社会環境管理」の観点が弱く、「総合技術監理」の俯瞰性を前面に出し切れていない点が減点要素。

👉 評価点:87点前後
👉 ランク:B1(89~86点以上)


⑤ 改善点(合格レベルを超えて高得点を狙うには)

  1. 総合技術監理の5視点を明示的に盛り込む
    • 「安全管理の観点からは…」「情報管理の観点からは…」と表現すれば採点者に訴求しやすい。
  2. 安全管理の深掘り
    • 「工事ミスが二次災害・人身事故につながる可能性」など、安全リスクを明示すると説得力が増す。
  3. 社会環境管理の強化
    • 「地域住民への説明責任」「復旧工事に伴う環境負荷や交通影響」など、社会的調和に触れるとバランスが取れる。

✅ 結論:
この論文は 題意を十分満たしており、明確さ・論理性も高い ため合格圏にあります。
採点ランクは B1(86~89点) と評価され、改善点を補強すれば Aランク(90点以上) を狙える内容です。


Geminiの評価

論文の評価

この度は、技術士の論文添削のご依頼ありがとうございます。日本技術士会の問題文と採点基準に基づき、あなたの論文を総合的に評価し、採点を行いました。


論文の総合評価

全体として、論文は問題文の意図をよく理解しており、要求された項目に沿って具体的に記述されています。特に、(1)過去のヒューマンエラー事例については、計画段階と実施段階の事例を適切に挙げ、その内容、原因、対応、再発防止策が明確に記述されています。実務経験に基づいた具体的な内容であり、説得力があります。

しかし、(2)今後発生する可能性のあるヒューマンエラーの記述には、改善の余地が見られます。特に、総合技術監理の5つの管理(経済性管理、安全管理、人的資源管理、情報管理、社会環境管理)の視点が、十分に網羅的・具体的に示されているとは言えません。

今後の対策として挙げられた「積算システムの入力エラー警報システム」は具体的で良いのですが、その課題やデメリットの記述が、主に技術的・経済的な側面に偏っており、他の管理(特に安全管理や社会環境管理)への言及が不足しています。

例えば、積算ミスが重大な事故につながる可能性(安全管理)、システムの導入が組織のコミュニケーションやスキルの変化に与える影響(人的資源管理)、積算情報の共有とセキュリティ(情報管理)といった、多角的な視点からの考察を深める必要があります。


採点

上記の評価に基づき、あなたの論文はD2ランク(65~60点以上)と判断します。

合格ラインとされるAランクやBランクに達するためには、総合技術監理の5つの管理の視点をより強く意識し、論文全体にその視点を織り交ぜることが重要です。


論文の題意との適合性

論文は「日本技術士会の問題文」の題意に適合していると判断します。

問題文で求められている「総合技術監理の視点からヒューマンエラーを考える」という点を理解し、それに沿って論述を試みています。しかし、先述の通り、その視点の深さと広さにおいて、さらなる向上が望まれます。


今後の改善に向けた具体的なアドバイス

  • 総合技術監理の5つの管理の再検討: 論文を読み返す際に、各項目が5つの管理(経済性管理、安全管理、人的資源管理、情報管理、社会環境管理)のどれに該当するかを意識的に確認してみましょう。特に、**「安全管理」「社会環境管理」**に関する記述を強化することで、論文の完成度が格段に上がります。
  • 「原因」と「対策」の連動: ヒューマンエラーの「原因」を、より詳細に分析することで、「対策」もより具体的で効果的なものになります。例えば、「不注意」や「思い込み」といった抽象的な原因だけでなく、それに繋がった組織的な要因や環境的な要因(例:多忙な業務、不十分なマニュアル、OJT担当者の育成不足など)まで掘り下げてみましょう。
  • 論文全体の論理的なつながり: (1)で述べた過去の事例から得られた教訓が、(2)で提案する将来の対策にどう活かされているかを明確に記述することで、論文全体に一貫性が生まれます。

このフィードバックが、あなたの今後の学習に役立つことを願っています。もしよろしければ、改善した論文を再度見せていただくことも可能ですし、特定の管理項目についてより深く掘り下げるお手伝いもできます。

Copilotの評価

ありがとうございます、localさん。以下に、論文の題意との整合性、採点基準に基づく評価、そして採点ランクを示します。


🎯 題意との整合性評価

論文は「ヒューマンエラーの原因と対策」について、総合技術監理の視点から非常に的確に記述されています。以下の点で題意に合致しています:

  • 事業・プロジェクトの選定:地域性と公共性の高い「道路・河川災害復旧事業」を取り上げ、技術士としての実務経験が反映されています。
  • ヒューマンエラーの具体性:計画段階・実施段階それぞれにおいて、実際に発生したエラーを明確に記述し、原因・対応・再発防止策まで網羅。
  • 今後のエラー予測と対策:将来起こり得る積算ミスを取り上げ、技術的対策(DB照合システム)とその課題まで具体的に提示。
  • 総合技術監理の視点:安全管理、情報管理、人的資源管理、経済性などの観点がバランスよく盛り込まれており、業務全体を俯瞰した記述になっています。

📊 採点基準に基づく評価

評価項目評価内容
安全管理被災原因の誤認や工事区間の誤発注によるリスクを明確にし、再発防止策も具体的。
社会環境との調和地域住民の安全確保と民生安定を目的とした事業であり、公共性が高い。
経済性誤認による市単独費負担や積算ミスによる入札不調など、コスト面の影響を的確に分析。
情報管理査定情報の引継ぎや図面履歴の明確化など、情報伝達の改善策が具体的。
人的資源管理OJT、研修、複数技術者による確認など、人的資源の活用と教育が明確に記述されている。

📝 総合評価と採点ランク

  • 論理性・構成力:各項目が明確に整理され、論理的な流れがある。
  • 視点の広さ:技術・組織・経済・情報・人的資源と多角的な視点で分析されている。
  • 記述の明確さ:専門用語の使用も適切で、読み手にとって理解しやすい。
  • 論文のまとまり:3000字以内で必要な要素を過不足なく収めており、構成も整っている。

これらを総合的に判断すると、採点ランクは:

🎖 A2(95~90点)


localさんの実務経験と技術的洞察がしっかりと反映された、非常に完成度の高い論文です。もしさらに加点を狙うなら、例えば「社会環境管理」への言及(地域住民との合意形成や説明責任など)をもう少し明示すると、A1も視野に入るかもしれません。

Grokの評価

この論文は、「日本技術士会の問題文」の題意に合った内容です。問題文で指定された構造((1)1)~4)の過去事例の記述、(2)(a)1)~2)の今後可能性のあるヒューマンエラーの概略・原因、(b)1)~2)の新たな技術・方策と課題)を忠実に踏襲しており、事業・プロジェクトとして道路・河川災害復旧事業を選定し、ヒューマンエラー事例を計画段階と実施段階に分けて挙げ、総合技術監理の視点(業務全体の俯瞰、経済性・安全・人的資源・情報・社会環境管理の分析・評価に基づく最適対応)を反映した議論を展開しています。ただし、3000文字以内の制約を考慮し、網羅的・具体的な記述が一部簡略化されている点は、題意の範囲内で適切です。

採点結果:B1(89~86点以上)

### 採点理由の概要

– **視点の広さ(総合技術監理の統合度)**: 問題文と採点基準で重視される5領域(安全管理: 復旧による安全確保、社会環境管理: 住民の民生安定、経済性管理: 費用負担増や積算エラーの影響、人的資源管理: OJT・研修・複数確認、情報管理: 引継ぎ文書・図面履歴・積算DBシステム)を自然に織り交ぜ、業務全体を俯瞰した分析を示している。ただし、より深い相互連関(例: 経済性と安全のトレードオフの定量評価)や多角的なリスク評価が追加可能だった点で、最高レベルには届かない。

– **記述の明確さと論理的なつながり**: 各項目が明確に整理され、原因→対応→再発防止の流れが論理的。事例の影響を具体的に記述し、今後のエラー提案も原因多角(不注意・思い込み・慣れ)でつながりが良い。ただし、簡略化により一部の説明(例: 被災メカニズムの詳細)が浅く、論理の深みがやや不足。

– **論文全体のまとまり**: 導入から過去事例、今後対策まで一貫したテーマでまとまりがあり、事業の目的・成果とエラーの関連が明確。3000文字以内の制約を活かし、無駄なく構成されているが、総合技術監理の視点がより明示的に強調されていればさらに向上。

– **その他の考慮**: 人間エラー分析(採点基準の安全管理で重視されるヒューマンファクタ・THERP類似の原因分析)が適切に取り入れられ、再発防止や新技術の課題(技術的・経済的・組織的)が具体的に挙げられている。全体として高度な実務経験に基づく内容だが、視点の広さと深みのバランスで中上位の評価。


以上、合格解答の生成AIによる評価でした。評価の参考に指定したのが「総合技術監理 キーワード集 2025」だったので、その影響もあったのか評価結果にかなりばらつきがありましたが、もっとも評価が低いGeminiで60~65点なので、何とか合格していたんでしょうか。結果オーライでよかった・・。

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