四万十川のダムなど

03ダム

四万十川にもダムはある

 四万十川は「日本最後の清流」「ダムのない川」として知られていますが、本川には河川法上ダムと規定される大きな堰はありません。しかし四万十町にはダムに分類されない「堰堤(堰)」があり、実質本流の流れは大きく分断されています。また支流には発電用のダムが数多くあります。その中でも大きな2つの施設を紹介します。

津賀ダム

 昭和の初め、電源確保の目的で建造されたダム。現在も四国電力により発電が行われています。雨が降ると、「ダム放流ー!」の放送が流れ、ダム下流には多くの水が流れてきます。四電さん曰く、「このダムには貯留機能はありません。ご容赦ください。」とのことです。


家地川堰堤

 水利権更新をめぐって、四国電力と四万十川漁協とが熱い戦い(?)を繰り広げる家地川ダム。発電と黒潮町(佐賀)への農業水利用として使われています(だから別名佐賀堰堤)。なお、家地川堰堤周辺は桜の名所でもあります。

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