我が家のICT周辺環境整備・・おっさんの杞憂

01コンピューター

※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。

2021.4.17

自宅のICT環境整備

 2020年はコロナウイルス対策に明け暮れ、その影響で「在宅ワーク」「テレワーク」が多少ブームになったのかな。テレワークするには周辺環境の整備が必須ですが、さて田舎(というか、我が家)のICT環境は2021年4月現在、どの程度整ったのでしょうか。

まずはPC

  1. 2020年の終盤までは、HPのノートパソコンを使っていました。15インチの内蔵ディスプレイですが、解像度を最高 (1920×1080)に上げると文字が小さすぎて見えにくい。老眼の進んだ目には非常にきついため、文字サイズを125%に設定して使っていました。せっかくの高解像度が生かせない状況だったので、外部ディスプレイとフルサイズキーボードを購入。
  2. しかし、このパソコンにはUSB端子が2つしかないため、マウスとキーボードをつないだらUSBメモリーなどが差せないことが判明。またPC本体のキーボードやディスプレイは使わないのに、閉じておくこともできないので机の上が妙に狭く感じる。
  3. そんな理由で、実に14年ぶりにデスクトップ型のPCを購入してしまいました。レノボのideacentreというやつです。
  4. CPUはAMDのRyzen3 3200G、メモリ8GB、SSD256GBです。もちろんWi-Fiは標準装備。これだけあれば困ることはないですね。

次は周辺機器

  1. 複合型プリンターは、2014年からブラザーの「DCP-J557N」を使用していました。さすがに7年も経つと、たまに色 がおかしい時やムラになるときがでてきます。印字速度も今時のものと比べるとやや遅いのか。
  2. スキャナ・コピー機能は問題なく使えますが、突然のトラブル発生も予測されるため、新たに複合機を購入しました。
  3. キヤノンの「MB-5130」ビジネス機です。写真の画質はそんなにきれいではないけれど、写真の印刷自体ほとんどしなくなったので問題なしです。それよりもオートフィーダー付き・Fax付き(使わないけど)・両面印刷両面コピー・ネットワーク機能(有線・無線)・250枚大量給紙・大型インクでこのお値段。びっくりです。時代の進歩には驚きますね。
  4. 外付けドライブは10年近く前から「NAS」を使っていますが、こちらもそろそろ機械的寿命が心配になってきました。写真データなんかは消えてしまうと二度と戻らない。ということで1TBのNASから2TBのNASへ更新しました。

重要なのは通信環境

  1. 大事なのはここですね。我が家はケーブルテレビでネットが使える環境なので、外部とは最大1Gbpsでの接続が可能なんですが、貸与ルーターから内側は「PLCアダプタ」を使用していたので、速度は30Mbps程度に制限(低下)されていました。
  2. ついに家庭内1000MでのLAN環境を構築!といっても、1階と2階のルーターをカテゴリ5eケーブルでつないだだけですが、2階からの通信速度は劇的に改善しました。2階に置いてあるルーターに直付けしたら、激速!数100Mbpsの実効速度が出て感激です。
  3. ネット対応TVも快適に見えるようになった。今まではよく止まっていた。
  4. しかし、離れの2階では電波が弱いため、Wi-Fi中継器を導入。NECのPA-W1200EXというコンセント直付けタイプです。導入後にスマホのWi-Fi強度アプリで見たら89という表示が出るようになりました。今までは40弱だったのが倍増。
  5. これでZoomもTeamsもバッチリだ!まあ、業務で自宅を使うことは絶対にありませんが・・。

モバイル環境はどうなのよ

  1. 世間は5Gとか言っていますが、実際に使えるのは大都会が主で、地方では主要駅周辺とか携帯ショップ店内とかのみ。うちらのようなド田舎に普及するのはいつのことか。未だにLTEの800MHz帯がほとんどです。

ここからはおっさんの愚痴と独り言

 ささやかですが、自分の周辺のICT環境は整備されつつあるのかな。でも、この世界の進歩は早すぎるので、あと5年もすればまた何か新しいこと・モノが普及している世の中になっているのかもしれません。ICT機器(モノ)に追い立てられ使われることがないように気をつけたいものです。

 パソコンのCPUが高速化すれば、それに頼ったソフトウェアが出現する。通信環境が高速化・大容量化すれば、それに頼った新たな用途が生まれる。イタチごっこで収まることはないでしょう。2018年情報通信白書によれば、2020年の世界のデータトラヒックは228エクサバイト/月(どの程度の量なのか想像もできません・・エクサバイトはギガバイトの1000倍の1000倍の1000倍です・・)、IoTデバイスの数は403億個にもなる見込みとのこと。まさに情報のやりとりの「大海」の中に暮らしていることが現実になっています。それも産業・ビジネス用途からコンシューマー向けへ拡大しています。エンタメと銘打って、どうでもいいような動画がスマホで大量にやりとりされている訳ですね。とどまるところを知らないこの流れは、一体この先どこへ向かうのか。様々なモノに仕込まれたセンサーが、個人の行動や思考・志向・嗜好を監視するような世の中になるのかもね。自分の知らない行動データが、GAFAMなどのサーバーに蓄積されてAIで分析されて、いや既にそうなっている部分がありますね。これらの情報取得と利用も指数関数的に増えていくのか。

 週に一度、いや月に一度くらいは、ICT/IoTデバイスのないところで過ごしてみることが大事なのかもしれません。文庫本など片手に、山野に分け入って読書でもしますかな。そのうち山の中にも通信アンテナや監視カメラが立ち、文庫本にもICチップが内蔵されたりしてね。考えると・・恐ろしい。
 ICTの世界は光陰矢のごとし。せめて仕組みを知って使いたい。


  • この記事は2021年のものですが、自宅のICT環境整備状況について語っています。
  • 2022年現在、2階のWifiルーターを更新ずみです。なんか通信が不安定ですけど。
  • TVもネット対応なんですが、よく通信が途切れます。何でだろう。

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