ICT化で思うこと

01コンピューター

※この投稿は旧サイトからそのまま記事を移行したものであり、内容は作成当時のままです。ご容赦ください。

2014.4.20

ICT化で思うこと

 平成2年にNECの98を買ったことから始まり、現在の我が家(というか,私)のICT化は格段に進んでいます。数えてみれば、家の中にデスクトップPCが2台、ノートPCが2台、タブレット端末が1台、iPodTouchが1台。周辺機器としてブロードバンドルーター2台、LANハードドライブ1台、インクジェットプリンタ2台。これらが全てケーブルテレビを介してインターネットにつながり、膨大な量のデータが内部/外部でやりとりされています。

 かつてはパソコンはスタンドアローンが当たり前で、データもFDDでやりとりしていたあの頃。その後モデムを使ってのパソコン通信を始めたことで、「限られた」外部とのネットワーク化可能となりました。しかし通信速度は300bps程度(だったと思う)というのんびりしたもので、ちょっと混んだときにはテキストデータの読み込みにも「腕組み」して待っていたような時代でありました。

 やがてWindows化とインターネットの普及で、アナログモデムからISDN、データ通信カードなんかを通過し、気がついてみれば外部ストレージ(Yahooマイボックス、googleドライブ、appleのiCloudなど)へ平気でGB単位のデータファイルを出し入れしたり、HD画像をストリーミング視聴できたり、ソフト(いわゆるアプリや音楽ソースなど)の購入もダウンロードでさっさとできるような時代が来るとは、まさか思ってもいませんでした。

 今やパソコン等の情報デバイスは、ネットワークなしでは成り立たない(使えない)時代になってしまいました。PCやMacのOSセットアップ、アプリケーションソフトの起動、承認はネットワークが使えないとほとんどできないような環境になっているし、頻繁にかかるアップデートもネットなしではできない。データを外部に預ける「クラウド」なんか、ネット接続前提のデータ管理システムですよね。

 私はやっていないけど、家庭内LANへ外部のデバイスから接続し、ファイルを取ったり画像を見たりすることもできるようです。なんか怖いですね。ネットにつながることが「当たり前」で、外部へデータを預けたり、情報デバイスという機械に個人情報や重要情報を入れて持ち歩いていることが「普通」になっているけど、情報管理が追いついているのかな・・?と思うときがあります。

 今時の小中学生は、学校でも「情報」について学習するようですけど、しくみを分かって使わないと「危ないことがある」ことが分からない人もいるんじゃないでしょうか。便利さと脆さは「両刃の剣」であることを、もう一度私も考えてみないといけません。ネットバンク、ネット通販、オンラインストレージなど便利ですけど、「100%安全なものはない」ことを心して使いましょう。

 ICTの世界は進歩が早いです。PCのOSやソフトも使い方がころころ変わるし、まめに情報を追いかけているつもりですが、「何これ?」と思うような語句や仕組みに出くわすことがあります。ついて行けなくなったときが・・終わりかな・・。


  • 2022年に振り返ると、ほぼほぼ、おっさんの愚痴と独り言です。
  • それでも、これからもICT化は進むことでしょう。
  • 何とかついて行きたい気持ちと、もう手放して離れたい気持ちと、葛藤中かな。
  • スマホがイヤになったら終わりかもしれません。

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